社会・全般
2011年8月20日(土)9:00
大きくなって戻ってきて
園児がタマンの稚魚放流/「パヤオの日」ちなみ
「パヤオの日(8月8日)」にちなんで宮古地区パヤオ管理運営委員会(会長・友利義文伊良部漁協組合長)は19日、平良のトゥリバー海岸でタマン(和名ハマフエフキ)の放流会を実施した。ひばり保育園の園児14人と関係者らが約2000匹の稚魚を放流。子どもたちは「早く大きくなってね」と願った。
稚魚は今年7月、市海業センターが本部町にある県栽培漁業センターから購入。荷川取漁港内で中間育成していたもの。稚魚のサイズは5㌢。
子どもたちは横並びで、バケツの水に入った稚魚を海に放った。稚魚は元気良く沖合へ泳ぎ出した。
同運営委員会副会長の小禄貴英宮古島漁協組合長は「みんなでタマンの幼い魚が大きくなるよう、海に放流しましょう」とあいさつした。
水産資源の増大と漁家の生活向上、子どもたちに生き物を大切にする心を知ってもらうのが目的で開催された。