「筆あそび」楽しむ/全宮古書道展特別企画
エコバックなどに絵描く
19日から開催されている「第30回全宮古書道展」(主催・書心会、宮古毎日新聞社)の30周年特別企画「筆であそぼう」が20日、市中央公民館創作室で開かれた。多数の子どもたちが参加し、書道用の筆を使って、うちわか布製エコバックに思い思いの絵を描く体験を行った。同企画は書道展最終日のきょう21日も開催される。
筆に親しんでもらうことなどを目的に行われる特別企画。参加した子どもたちは、うちわまたは布製エコバックのどちらか好きな方を選び、さまざまな色の絵の具を使って、それぞれがイメージした世界を描いていった。
幼稚園のころから書道を習っているという洲鎌しのちゃん(下地小3年)は、エコバックに野原をイメージして花やチョウ、虹などを描いた。「字を書くのと絵を描くのでは感じが違う。布に筆で絵を描いたのは初めてだけど、自分の好きなように描けたのが楽しかった」と笑顔で感想を話した。
きょう21日も同会場で午後2時から開催。エコバック100円、うちわ50円の実費必要。午後4時までの予定だが、材料がなくなり次第、終了。全宮古書道展最終日は同公民館大ホールで午前10時から午後5時まで。