板倉区から交流団が来島
「宮古島楽しんで」と歓迎
新潟県上越市板倉区児童交流団8人(男子4人、女子4人)と引率教諭ら3人の計11人が22日、3泊4日の日程で来島。市(下地敏彦市長)が城辺公民館で歓迎会を開き、一行を温かく迎え入れた。きょう23日は、城辺小学校体育館で地域の児童たちと交流する。
宮古島の人頭税廃止運動に尽力した旧板倉町出身の中村十作の功績をたたえ後世に伝えようと、18年前に旧城辺町と旧板倉町が交流を始めた。
式で下地市長は「宮古島の海やサンゴ礁、熱帯魚は美しい。夏休みの良い思い出になるよう楽しんでください」と述べた。市議会の下地明議長は「宮古島で有意義な夏休みを楽しんでください」と語った。
次いで豊原小学校の山崎美枝子校長は「今回は三つの目的で訪れた。一つは、友だちの輪と文化の輪を広げること。二つ目は、生活・文化を学ぶこと。三つ目は、子どもたちが成長すること」と説明し、受入側に感謝の意を表した。
歓迎会にはホームステイ受入側の児童とその家族らが参加。交流児童の名前と学校名をのぼりに大書し、笑顔で受け入れた。交流児童たちは旅の疲れもなく、元気いっぱいの表情を見せていた。
来島した児童は次の皆さん。(敬称略)
飯川稜太(針小)▽恩田将生(同)▽宮本歩(山部小)▽岸原舞(同)▽樋口雄斗(豊原小)▽市村彩織(同)▽布施遙奈(同)▽小林祐佳(同)=以上6年生