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2011年8月26日(金)9:00
池間大橋、長寿命化補修へ/開通から19年、本格調査開始
池間島と宮古本島狩俣を結ぶ池間大橋で24日、橋梁(きょうりょう)点検車を使っての上部工の劣化・損傷部分の本格的な調査が始まった。大橋は1992年2月に開通し、今年で19年。長寿命化などを図るため、来年から初めての補修工事が行われる。
補修工法の設計実施の一環。大橋は海上に架けられた県道230号池間大浦線の一部。全長1425㍍、全幅8・7㍍のうち二車線車道が6・25㍍、歩道1・5㍍。総事業費99億円。
県は、塩害などで影響で劣化・損傷が確認されたことから民間企業に設計業務を委託した。補修の設計実施期間は2011年7月19日~12年2月15日まで。事業費は1932万円で、国が9割、県が1割を負担。点検車による調査は9月で終了する予定。
補修工事がされる範囲や工法がまだ確定しないため、補修事業費は決まっていない。
工事は上部工の補修工事が先行し、12年度から下部工の補修・耐震補強工法の設計を実施する見通し。