月間3万人台を回復/7月入域観光客数・震災以降初
市のまとめによると、宮古島の7月の入域観光客数は3万6719人で、前年同月と比較し7・4%の減となったが、東日本大震災発生以降、低迷が続いていた今年度の月間入域観光客数が初めて3万人台を回復した。主要ホテルの稼働率と宮古空港乗降客数も前月実績を上回った。
7月の入域観光客数は、前年の3万9644人から2925人減の3万6719人。前月比では1万4690人増加した。主要ホテルの稼働率は68・5%で前年の86・6%にとどまったが、前月実績42・8%と比較すると25・7ポイント上昇した。宮古空港の乗降客数は9万8121人で、前月の7万4193人を2万3928人上回った。
今年度の月別入域観光客数は4月が2万1017人、5月は2万1793人、6月2万2029人と、3カ月連続で2万人台前半にとどまっていて、前年同月比で6、7割程度と低迷。特に5、6月は前年比で1万人以上も下回る大幅減となっていた。
5、6月には大型イベントのあった週末に台風が直撃したことも減少の要因となっていたが、7月には台風の影響に伴う宮古―那覇線便の欠航はなかった。