上松さん(久松小5年)、下地さん(城辺中3年)最優秀賞
社明運動作文コン
宮古地区社会を明るくする運動作文コンテスト表彰式(主催・宮古地区推進委員会)が29日、平良地方合同庁舎で行われた。小学生の部最優秀賞の上松碧生(あおい)さん(久松5年)、中学生の部最優秀賞の下地瑠奈さん(城辺3年)ら8人に表彰状が贈られた。入賞作品は県大会に推薦される。
作文コンテストは、日常生活や学校生活の中で体験したことを基に、犯罪や非行などについて考えたことなどをテーマに募集した。
表彰式では最優秀賞を受賞した2人が作文を朗読。上松さんは「町をきれいにすることは安全につながる。不法投棄をなくすよう協力し合うことが大切。自分にできることから少しずつしていきたい」と訴えた。
命の尊さをテーマにした下地さんは「嫌なことや苦しいことから逃げて命を終わりにする勇気よりも、苦しくても生き続ける勇気を持つと前向きに生きられる。苦しみの中にも生きていて良かったと思えることがあるはず」と強調した。
主催者を代表して委員長の下地敏彦市長(代読・国仲清正福祉保健部長)は「小・中学生から多数の応募があったことに感謝する。本運動を広く伝え、市が安心で安全になることを期待している」と述べた。
入賞者は次の皆さん。
【小学生の部】最優秀賞=上松碧生(久松5年)▽優秀賞=岸本梨々香(鏡原3年)▽入選=垣花歩実(多良間6年)桃原有玖梨(同)
【中学生の部】最優秀賞=下地瑠奈(城辺3年)▽優秀賞=長間勝斗(佐良浜2年)▽入選=川田幸奈(久松3年)親泊七美(同)