社会・全般
2011年9月8日(木)9:00
Jrオーケストラにビオラ寄贈/プロ奏者の荒木千香子さん
「また一歩、前進してほしい」
東京都に在住するプロバイオリン奏者・荒木千香子さんが7日までに、宮古島市ジュニアオーケストラにビオラ一丁を寄贈した。荒木さんは「ビオラ奏者を増やして、また一歩前進してほしい」と話し、同オーケストラの充実と発展に大きな期待を込めた。
荒木さんは、同オーケストラの事務局長を務める天野誠さんの友人。過去6年間、同オーケストラ(前身の宮古島ミュージックサマーキャンプを含む)のコンサートに賛助出演しながら活動を支えてきた。
今回、同オーケストラにビオラが足りないことを事前に知って寄贈を決めたという。荒木さんは「私の教室で眠っているより宮古の子どもたちに有効に使ってもらいたかった。頑張ってほしい」と話した。
天野さんは「オーケストラにビオラが足りなかったので本当にありがたい。荒木さんは、私たちのコンサートにもボランティアで参加してくれる。いつも助けられている」と話し、荒木さんの善意に感謝した。