教育・文化 社会・全般
2011年9月13日(火)9:00
手作り獅子で厄払い/十五夜恒例「シーシャーガウガウ」
平良地区
「十五夜」の12日夕、平良地区では子どもたちが手作りの獅子(方言名・シーシャ)で厄払いし、大人たちから褒美をもらう「シーシャガウガウ」の光景があちこちで見られた。
子どもたちに受け継がれている十五夜恒例の行事。
平良中1年の新紗和希さんは仲間4人で西里通りに繰り出した。発泡スチロールと木材、ビニールで作った獅子をかぶり、民家や商店などの玄関で「シーシャーガウガウ、商売繁盛」とかわいらしさをアピールしながら景気を付けた。
子どもたちは踊り終わると、獅子の口をぱっくりと開け褒美をねだった。大人たちは「上手だね」と褒め、小銭などを獅子の口に乗せて「また来年」と送り出していた。
新さんは「もらったお金はみんなで分ける。たくさんもらえたら本と洋服を買いたい」と笑顔だった。