宮古の100歳以上46人
県福祉保健部まとめ 県内長寿者920人
【那覇支社】県福祉保健部(宮里達也部長)はこのほど、今年9月15日時点における100歳以上長寿者数を発表した。宮古島市の100歳以上長寿者は46人(男性2人、女性44人)で、昨年と同数だった。男性が1人増え、女性が1人減った。また、多良間村は昨年、100歳以上長寿者が1人いたが、今年はゼロだった。宮古島市で今年新100歳となった高齢者は16人(男性1人、女性15人)。
県全体の100歳以上長寿者は920人(男性117人、女性803人)。昨年の922人(男性113人、女性809人)より2人減った。新100歳の高齢者は329人(男性49人、女性280人)だった。
沖縄が復帰した1972年以降の統計資料によると、県内の100歳以上高齢者人口は本土復帰後、毎年増加し続け2009年には926人のピークに達している。だが、昨年、今年と2年連続して減少した。
全国の100歳以上高齢者数は4万7756人(男性6162人、女性4万1594人)だった。人口10万人当たりに占める100歳以上高齢者数で沖縄県は66・04人。同人口割合で沖縄県は昨年全国2位だったが、今年は3位になった。
県内の最高齢者は113歳女性の仲村カメさん=沖縄市=。また、男性の最高齢者は109歳の仲西眞苅さん=浦添市=だった。