新たに76人が仲間入り/城辺地区敬老会
地区最高齢は103歳
宮古島市主催の城辺地区敬老会が17日、城辺公民館で開かれ、新100歳の女性3人を含む1949人の長寿を祝った。最高齢者は103歳の女性。今年新70歳の76人が敬老会の仲間入りした。式典後には保育所や婦人会などの余興が披露され、敬老者たちは楽しいひとときを過ごした。
下地敏彦市長が「城辺地区は第1次産業、特に肉用牛と葉タバコは他の地域を圧倒している。これからも皆さんには元気で頑張っていただき、これまでに培われた経験で導いていただきますようお願い致します」と式辞を述べた。
今年70歳になり、敬老会の仲間入りをした長間出身の下地明市議会議長は「私も先輩たちの仲間入りをした。市議会も高齢者に優しい街作りに力を傾けていきたい」と述べ会場からは大きな拍手が送られた。
新70歳を迎えた本村弘幸さんは「戦後の食糧難など混乱していた時代に、先輩たちに温かく見守られたおかげで76人が先輩たちの仲間入りができたことを喜んでいる」とあいさつした。このほか来賓の座喜味一幸、奥平一夫両県議が祝辞を述べた。
余興の部は友利久美子さんと湧川綾子さんによる「かぎやで風」で幕を開けた。福里保育所の園児による遊戯「どっこいげんき!」や琉球舞踊穂花会の「鳩間節」などが披露され、参加した敬老者の長寿を盛大に祝った。