12/04
2024
Wed
旧暦:11月3日 先勝 辛 
教育・文化 社会・全般
2011年9月30日(金)9:00

子どもたちが働く意義学ぶ

各事業所でジョブシャドウイング


全員で「グッジョブ」を唱和した出発式=29日、平良第一小体育館

全員で「グッジョブ」を唱和した出発式=29日、平良第一小体育館

 子どもたちが職場で従業員に密着し、仕事内容や職場の様子を観察する「ジョブシャドウイング」が29日、市内各事業所で行われた。参加した子どもたちは、働くことの意義や楽しさなどを学び、将来の夢や進路を考えるきっかけづくりに役立てた。


 宮古島市グッジョブ連携協議会(会長・長濱政治副市長)が主催し、平良第一小6年生(99人)、鏡原小5年生(29人)、狩俣小4、5、6年生(15人)の計143人が参加した。

 今回、受け入れる事業所は45で、10月の鏡原中1年生の参加を加えると64事業所が協力する。

 子どもたちは各事業所に出向き、約2時間にわたって▽仕事とは、働くとはどういうことか▽いろいろな人や部署が連携して企業や仕事が成り立っている-など、観察を重点に仕事や職種に関する認識の幅を広げた。

 体験後は、それぞれの学校で成果発表会が予定されている。

 合同出発式が29日、平良第一小学校(与那覇止校長)で行われた。長濱副市長は「次代を担うのは君たち。しっかり勉強して、宮古島市の大きな力になってほしい」と呼び掛け。与那覇校長は「貴重な体験ができることを期待する」と励ました。

 参加者を代表して下地美寧さん、大久保かがりさん、前泊琉樹君の3人が「コミュニケーションを図りながら仕事の素晴らしさや魅力を感じ取り、自分の夢につなげていきたい」と抱負を語った。

 ジョブシャドウイングは、県が進める「みんなでグッジョブ運動」の一環。キャリア教育の一種で、県内では宮古島市ほか名護市、うるま市、豊見城市、石垣市の5地区で実施されている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!