「無事にカエルんだよ」/下地児童館母親ク
宮古島署と安全協会に カエルのマスコット寄贈
下地児童館母親クラブ(砂川典子代表)は30日、交通安全を訴えるカエルのマスコットを宮古島警察署と宮古島地区交通安全協会に寄贈した。プレゼントされたマスコットは同クラブ会員の手作り。今回は70個を贈呈した。
秋の全国交通安全県民運動の一環として、同クラブの会員23人が手作りしたこのマスコットには「カエルの提唱=飲んだらむカエル、安全にカエル、無事にカエル」の意味が込められている。
贈呈式で砂川代表は「マスコットはすべて会員の手作り。数は少ないが市民の交通安全意識の向上に役立ててほしい」と述べた。
同署の島袋令署長は「毎年、皆さんの気持ちのこもったプレゼントに感謝している。今年は死亡事故が3件発生し、2件が高齢者の事故で両方とも下地で発生している。このマスコットを各種イベントで市民に配布し高齢者や子どもが巻き込まれる事故防止に活用したい」と感謝した。
また、同協会の宮里敏男会長も「心のこもったマスコットをプレゼントしてくれてうれしく思う。市民に配布して交通安全を呼び掛けたい」と述べた。