下地さんら出品者を激励/地区農業振興会
11月1、2の両日に糸満市の南部家畜市場で開催される第37回県畜産共進会肉用牛の部に宮古代表で出品する下地文男さんら5人の出品者激励会(主催・宮古地区農業振興会)が24日、下地農村環境改善センターで開かれた。振興会や和牛改良組合いなどの関係者らが集い、5人を激励するとともに出品牛の上位入賞に期待を込めた。
出品牛は、下地さん(下地)所有の「やすか」号、新里一志さん(上野)所有の「ようこ」号・「ひとみ」号、荷川取広明さん(下地)所有の「ちづる5」号・「さわこ」号、宮城行雄さん(多良間村)所有の「ゆりえ」号、砂川健治さん(下地)所有の「やよい」号の7頭。
主催者を代表して振興会長の下地敏彦市長は「今回の出品牛は期待できる。『宮古の牛はすごい』とアピールできれば心強い。今後とも宮古の和牛が日本一と言われるよう、肉用牛などの振興に取り組んでいく」と述べた。
宮古農林水産振興センターの仲宗根盛和所長は「宮古は肉用牛・肥育牛の拠点産地。優良子牛の改良が進んでおり、出品牛が優秀な成績を収めるよう期待する」と激励した。
次いで出品者を代表して砂川さんは「出品牛の仕上がりは順調なので、県畜産共進会には万全を期して臨む。良いニュースが持って帰れるよう頑張る」と力強く決意表明した。
宮古郡農業共済組合の砂川栄一組合長、多良間村村づくり課の羽地直樹課長らが乾杯の音頭を取り、上位入賞に期待を寄せた。舞台では、踊りや民謡ショーなどの余興が披露された。
最後は、全員でガンバロウ三唱を行い、上位入賞を願った。