「功績は沖縄の誇り」
秋の叙勲伝達式、知事たたえる
【那覇支社】2011年秋の叙勲伝達式が4日、県知事公舎と県警本部で行われた。3日付で叙勲の栄誉に輝いた宮古出身者、宮古在住者のうち6氏が伝達式に出席した。
知事公舎で行われた伝達式には、前里一雄さん(71)=旭日双光章・地方自治功労=、澤村宏明さん(75)=瑞宝小綬賞・地方自治功労=、下地ヨシさん(76)=瑞宝双光章・児童福祉功労=の
3氏が出席し、仲井真弘多知事から勲章、勲記を手渡された。
また、県警本部で行われた警察功労者の叙勲伝達式には立津惠清さん(75)、本永昌徳さん(72)、福原照夫さん(72)に村田隆県警本部長から瑞宝単光章の勲章、勲記が授与された。
伝達式で仲井真知事は「各分野の第一線で功績を挙げられた皆さんに敬意を表す。この功績は沖縄の宝であり誇りだ」と述べ、受章者をたたえた。
受章者のうち、あけぼの保育園園長の下地さんは「大変光栄。子供たちの元気で健やかな成長と地域の方々の健康を祈りながら、これからも共に頑張りたい」と抱負を述べた。
伝達式の後、受章者は家族、友人らと記念撮影するなど喜びを分かち合っていた。
宮古島市が、島内産イモの普及と販路の拡大に乗り出す。近年は生イモだけでなく、酒や菓子の原料として需要が拡大傾向にある点に着目。1597年に砂川親雲上旨屋が宮古島に持ち帰ったとする史実を重視し「琉球最古の伝来地」をアピールしてイモの普及拡大を図る。農林水産部ではプロジェクトチームの立ち上げを視野に入れて準備を開始。収穫イモの第一次加工をはじめ地産地消、島外での戦略的な販売計画を策定する方針だ。