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2011年11月10日(木)9:00
車両パレードで防災呼び掛け/市消防本部
秋季全国火災予防運動始まる
秋季全国火災予防運動が9日、全国一斉に始まった。宮古島市消防本部(砂川享一消防長)は消防車両でパレードを行い、火災予防に対する意識啓発を呼び掛けた。15日まで広報活動や防火対象物査察などを実施する。
同運動は、火災が発生しやすい時期を迎えるため、予防思想の普及を図り、火災を防止することを目的としている。「消したはず決めつけないでもう一度」を統一標語に各種活動が行われる。
今年の重点目標は①住宅防火対策の推進②放火火災・連続放火火災防止対策の推進③特定防火対象物等における防火安全対策の徹底④製品火災の発生防止に向けた取り組みの推進-となっている。
職員らを前に砂川消防長は「四つの重点目標の推進を図り、火災による死者の減少、財産の損失を防ごう」と訓示した。その後、消防車両で市内各地をパレードした。
今後は各地区の幼年・少年防火パレードや住宅用火災警報器設置状況調査、防火対象物査察など啓発活動を予定している。