安和小児童、多良間で交流/離島体験交流事業
追い込み漁など体験へ
【多良間】県の2011年度沖縄離島体験交流促進事業で名護市立安和小学校5年生14人が9日、多良間島での体験学習をスタートさせた。多良間空港で入島式を行い、多良間小の5年生や民泊の家族らが歓迎。下地昌明村長は「ようこそ多良間島へ。多良間小のお友達も皆さんをお待ちしていました。2泊3日、みんなと仲良く多良間でいっぱい体験し、お土産話をたくさん作ってください」と児童らの来島を喜んだ。
同事業は沖縄の離島に出掛けることの少ない沖縄本島の子どもたちを離島に行かせ、それぞれの文化、歴史、自然を体験させることが目的。
児童たちは3日まで滞在し①食事や生活体験②伝統芸能交流③家業体験④昔ながらのおもちゃづくり⑤ビーチクリーン&追い込み漁体験-などのプログラムに挑戦する。
多良間小の久貝悦子教頭は「多良間島は安和と違い、山と川はありませんが海があります。安和と違うところをたくさん見付けて、お土産にしてください」と学習の成果に期待した。
安和小学校の仲松辰也校長は「子供たちにとっては初めての離島体験。初めて飛行機に乗った子どもが3人おり、生涯に残る体験になることと思う。2泊3日よろしくお願いします」と入島のあいさつをした。
安和小学校児童代表の仲村京介君は「チームワークを生かして、いろいろなことを楽しみたい」と話した。