交流都市の一行を歓迎
産業まつり参加で37人来島
宮古の産業まつりを通した人と物産の交流を目的に来島した友好・交流都市の一行を歓迎する集いが18日夕、市内のホテルであった。交流都市の参加者は静岡県藤枝市から北村正平市長や議員、職員ら30人、岐阜県白川町2人、福島県西会津町3人、新潟県上越市2人の計37人。地元が市長や市職員、議員、商工会議所など関係団体の役職員ら53人。宮古ならではの料理や泡盛、伝統芸能などでもてなした。
下地敏彦市長は「友好・交流都市の特産物を、宮古の産業まつりで紹介できることをうれしく思う。宮古島の特産物がたくさんそろうので、ご覧いただきたい。今夜は心おきなく楽しみ交流を深めてほしい」と歓迎した。
宮古島市と藤枝市は、同市の西光エンジニアリングが宮島産モズクを商品化したのをきっかけに先月23日、友好都市関係を締結した。
北村市長は、半生モズクが一般販売のほか病院食や学校給食としても好評を博していると報告。今後に向けては異なる文化や観光を分かち合って、交流することに意義があると強調。具体的には「人や物産、スポーツ、エコの交流を図っていきたい」と意欲を示した。
下地明宮古島市議会議長が、友好・交流都市の発展と交流の促進を祈念し乾杯した。
舞台は古謝正行さんの民謡で幕を開けた。「男塾 武-Doo」が創作クイチャーや「宮古式歓迎の舞」を披露。百瀬潔藤枝市議会副議長や、下地義治宮古島商工会議所会頭らが、乾杯の音頭で盛り上げた。