自動交付機運用スタート/平良庁舎1階ロビーで稼働式
証明書発行がスムーズに
宮古島市が導入した各種証明書自動交付機が1日から運用スタート。機械が設置されている市役所平良庁舎1階ロビーでは同日朝、稼働式が行われ、長濱政治副市長らがテープカットをして利用開始を祝った。これまでは窓口で発行していた戸籍や住民票、税金関係の証明書などを自動で発行する同機械。発行手数料は窓口と同額で、利用するには事前に暗証番号を登録した印鑑登録証兼市民カードまたは住民基本台帳カードが必要となる。
稼働式であいさつに立った長濱副市長は「機械が稼働することで、市民の待ち時間が解消されるほか、安全で確実に発行できる。市民サービスとして良い取り組みなので、しっかりPRしていきたい」との思いを述べた。
テープカットは長濱副市長と、機械本体と戸籍システムを担当した富士ゼロックスシステムサービス営業本部公共システム営業事業部の川本寛事業部長、市の住民情報システム全般を担当するオーシーシーの山根健次郎社長の3人で行い、稼働開始を祝った。
同機械の利用者第一号として、長濱副市長が実際に機械を操作して証明書を受け取った。
証明書自動交付機の利用は土・日曜、祝日を除く午前8時から午後7時まで。年末年始の12月29日から2012年1月3日までは利用できない。