店舗面積など概要発表/ヤマダ電機
7527・60平方㍍、駐車場収容535台
宮古島市字松原のイオンタウン宮古南ショッピングセンターへの出店を決めている家電量販店国内最大手のヤマダ電機(本社・群馬県高崎市)は13日夜、久松地区公民館で説明会を開催。店舗面積や駐車場収容台数、営業時間などを説明した。
同説明会は、大規模小売店舗新設の届出をした者は届出日から2カ月以内に出店市町村内で説明会を開催しなければならないとする大規模小売店舗立地法に基づき開かれた。
説明会にはヤマダ電機店舗設計管理部出店管理課の堀内正洋課長、全体開発を担当している大栄興産(本社・浦添市)の狩俣昌弘社長、建設工事担当の起産建設(本社・福岡市)の江口伸幸工務部長、イオン琉球営業本部SC開発部の大浅田均顧問らが出席。堀内課長は「宮古島での出店は県内では5店舗目となる。皆さんの協力をお願いしたい」とあいさつした。
計画概要によると店舗面積合計は7527・60平方㍍。駐車場収容台数は535台、駐輪場55台。営業時間は午前10時から午後10時となっている。
説明では、店舗面積や荷さばき施設と廃棄物などの保管施設の位置と容量、荷さばきを行う時間帯などを紹介したほか、周辺の交通量調査と騒音予測を行った結果、影響は少ないとの考えを提示。歩行者通行の利便性確保や廃棄物減量化とリサイクルの実施、防災・防犯対策への協力、騒音対策などに配慮する考えを示した。
質疑では、地元雇用に関する質問に対し堀内課長が「予定では10~15人の採用を計画している」と答えた。
店舗建設場所は、現在のイオンタウン宮古南ショッピングセンターの南東に隣接するエリア。開店時期はまだ発表されていない。同社広報部では「詳細についての発表は年明けになると思う」との考えを示している。