全校児童に年賀はがき寄贈/郵便事業宮古島支店
14社からプレゼント 手紙文化の普及目指す
手紙文化の普及と子どもたちの豊かな情操と人材育成などを目的に宮古島市と多良間村の全児童に対する年賀はがきの贈呈式が13日、市役所城辺庁舎で行われた。
約4000枚の年賀はがきの贈呈を受けた市教育委員会の川満弘志教育長は「手紙やはがきは人の記憶、記録に残る。日本人らしい情緒的な言葉を受け継いでいくためにも手紙文化の普及を図りたい」と述べた。
今回の寄贈は、手紙文化の普及活動を推進している郵便事業宮古島支店(諸見里治支店長)が年賀状を書いてもらう環境づくりと、手紙文化の普及と支援を市内の企業に呼び掛けたところ、14社が賛同した。
協賛企業を代表して、日本トランスオーシャン航空(JTA)宮古支社宮古営業所の大城善信所長が「今の子どもたちは携帯電話のメールなどの普及で手書きの手紙文化が薄れている。手書きの風土を絶やさないためにもこの取り組みへの協力を今後も続けたい」と述べた。
今回贈呈された年賀はがきは、下部に協賛社名や「私たちは手紙文化の普及と個人間通信の振興を積極的に支援しています」などのメッセージが印字されている。
協賛企業は次の通り。
とみや商会▽野津商事▽池村内科医院▽宮古文教▽宮古ラグビー協会▽照屋建設▽訪問介護園▽宮古フェリー▽多良間海運▽サンライスポーツ▽宮古マルヰガス▽日本トランスオーシャン航空▽下地診療所▽プラネット