珠算最高位10段に合格/下地君(北中2年)
「全国優勝目指す」
9月に市中央公民館で行われた第345回珠算検定試験(主催・全国珠算教育連盟)で、宮古珠算学校に通う北中学校2年の下地智也君が珠算最高位の10段に合格した。宮古で10段取得は下地君で9人目。
10段合格について、下地君は「やっと合格したという感じ。今回はあまり自信を持たずに自然体で挑めたことが良かったと思う。今はほっとしている。次は県や全国大会での優勝を目指して頑張りたい」と意欲を示した。
下地君は、幼稚園から珠算を学び初めて9年目。暗算の10段は小学校3年生の時に宮古地区最年少で合格した。
珠算検定は、4年前に9段を取得。これまで県大会や九州大会で優勝するなどその実力は高く評価されていた。
しかし、10段の検定試験では、その実力がなかなか発揮できずにいたが、今回ようやく合格となった。
宮古珠算学校の譜久村藤枝代表は「下地君は県や九州大会でも素晴らしい成績を残している。実力的にももっと早く10段になれたと思う。ようやく10段を取得としたのでこれからは全国大会での入賞を目指して頑張ってほしい」と激励した。