「日本一安全な島に」/来間小中の児童生徒
交通安全看板を贈呈
来間幼稚園、同小・中学校の児童生徒が17日、手作りの交通安全看板を来間部落会(来間得良会長)に贈呈した。その上で「私たちは来間島を日本一安全な島にします」と宣言した。
贈呈式に先立ち、子どもたちは集落内の清掃活動を実施した。空き缶などのごみを拾い集め、来間島の環境美化に努めた。
地域住民も参加した贈呈式は来間島振興総合センターで行われた。生徒会長の洲鎌佐優梨さんは「私たちは来間島が日本一安全な島になるように願いを込めて看板を作った。事故のない安全な島になってほしい」と看板の活用を期待した。
この後、児童生徒が交通安全看板を来間部落会長らに贈呈した。ユニークな来間島守くんと来間島守男くんほか「飛び出し注意」と書かれた看板を贈った。
来間部落会長は「児童生徒の皆さんの手作り看板をいただき、心から感謝している。来間島も時代の流れとともに車が増えた。皆さんが心を込めて作った看板を設置することで住民も観光客も交通安全に対する認識を深める」と話し、子どもたちに感謝した。
最後は子どもたちが「私たちは急に道路に飛び出しません」「私たちは交通ルールを守ります」などとする安全宣言を行い、交通事故のない来間島の実現に向けて誓いを立てた。