8年前の手紙に歓声/砂川小卒の新成人
思い出詰まったカプセル開封
砂川小卒の新成人らが7日、卒業記念で校内に埋めていたタイムカプセルを開封した。二十歳を迎えた自分に宛てた手紙など、8年前の思い出が詰まった品々に大喜びしていた。
卒業生は25人でこの日は17人が集まった。タイムカプセルには手紙のほか、日記やテストの解答用紙も詰められていた。
卒業生らは、照れ笑いを浮かべながら自分への手紙を読み上げていた。「仕事頑張れよ」などと、8年の時を経て届いたエールにほおを緩めていた。
掘り出したカプセルの保存状態が良いため、再び未来の自分に宛てた手紙をしたため、同じ場所に埋めることを決めた。
タイムカプセルを掘り出した砂川佳輝さんは「この仲間と一緒に小・中と過ごせて良かった。また手紙を埋めて10年後、20年後に再会するきっかけにしたい」と話した。
手紙を披露した佐和田絢香さんは「思い描いた未来とは違っているが、それもいい思い出。果たしている目標もあるので、これからも頑張りたい」と語った。
開封後は砂川公民館で懇親会を開いた。父母や当時の教員らを招いて、思い出話に花を咲かせた。