ユリ満開の東平安名崎に/城辺地域づくり協
球根1300個植える/福嶺小児童
全島緑化県民運動の一環で実施されているグリーンコミュニティー支援事業による「ユリ満開運動」(主催・城辺地区地域づくり協議会、後援・宮古島市、宮古森林組合、県)が30日、東平安名崎公園の入口で行われた。福嶺小学校の児童と保良自治会のメンバーらが参加し、用意されたテッポウユリの球根1300個を植栽した。今回植えられたユリは全日本トライアスロン宮古島大会が開催される4月中旬ごろに満開となる見込み。
この取り組みは、同コミュニティー支援事業による無料配布苗を利用して、宮古島を代表する観光地である東平安名崎公園の入口にテッポウユリを植栽し観光地としての価値を高めるとともに、地域の活性化や緑化意識の向上を目的に実施した。
主催者を代表して、同協議会の与那覇敏一会長は「全島緑化事業の一環でこの場所にユリを植えることとなった。皆さんが植えたユリがきれいに咲いて、咲き誇ったユリを見た観光客が宮古島は素晴らしい島だと思うようになってほしい」とあいさつした。
満開運動には、福嶺小学校の3年生から6年生まで20人の児童が参加し、用意された苗を一つ一つ丁寧に植え付けた。
平安光希君(3年)は「きょう植えたユリが大きく育ち、きれいな花を咲かせてほしい。そして、4月のトライアスロンの本番では選手たちがこのユリを見て頑張ってくれればうれしい」と話した。