社会・全般
2012年2月4日(土)9:00
新鮮野菜を安価で販売/特別支援学校
市民ら長蛇の列
宮古特別支援学校は3日、同校で生産物即売会を開いた。生徒たちが育てた野菜や草花のほか、コップや皿などの焼き物、木工品を低価格で販売。多くの市民が長蛇の列を作って買い求めた。
1個百円のハクサイやダイコンが山と置かれた野菜コーナーには、開始40分前から市民らが訪れた。販売が始まると飛ぶように売れ、わずかの間に完売した。
対応する生徒たちも袋詰めなどに大忙し。渡真利大輝君(高等部3年)は「たった今、畑から収穫してきたハクサイだから新鮮でおいしいです」とPRしていた。
ダイコンやニンニク、ジャガイモなどを買い求めた60代の主婦は「初めて来たが、どれもこれも安くてびっくりした。野菜は十六日祭の料理に使います」と笑顔だった。
同校によると、今年は天候不良でタマネギやジャガイモは例年に比べ球が一回り小さいという。ただ、ハクサイは昨年100個だったが、今年は300個収穫し豊作だった。