与那覇、平良さん金賞/県吹奏楽ソロコンテスト
伴奏は富山さん
第37回県吹奏楽ソロコンテストが4、5の両日、うるま市石川会館で行われ、北中吹奏楽部のフルート奏者与那覇真衣さん(2年)、トランペット奏者平良夏海さん(同)が金賞に輝いた。2人は10日、同校で報告会を開き「緊張したけど、笑顔で美しい演奏を心掛けた」と喜んだ。
与那覇さんは「フルートとピアノのためのソナタより第1楽章」(F・プーランク作曲)、平良さんは「トランペット協奏曲」(ハイドン作曲)を、それぞれ富山知夏さん(2年)のピアノ伴奏で披露した。
昨年11月の地区大会で県大会への出場権を得た2人は、3学期になってから猛練習したという。
同コンテストの中学校独奏の部には県内から93人が参加。初日の61番目にステージに立った与那覇さんは「前を向いて演奏することを心掛けた」、68番目に舞台に登場した平良さんは「感動を届けられるように演奏した」とそれぞれ振り返り「次は吹奏楽部全員で九州大会出場を目指したい」と抱負を語った。
2人の演奏をピアノ伴奏で引き立てた富山さんは「2人が気持ち良く演奏できるように、演奏に合わせることに努めた」と話した。
宮國幸夫教頭は「毎日一生懸命に練習に励んでいた。緊張したと言うが、力を出し切れたと思う。好きな事を一生懸命にやるのは素晴らしい」と褒め上げた。