2個人2団体を表彰/ちゅらうちなー安全推進会議
功労、貢献たたえる
「2011年度ちゅらうちなー安全なまちづくり推進会議」(会長・仲井真弘多知事)が7日、県庁で開かれ、功労・貢献のあった個人・団体への表彰で宮古からは2個人、2団体が受賞した。当日、会議に出席できなかった2団体への表彰状伝達式が14日、市役所平良庁舎で行われ、下地敏彦市長から受賞団体代表に賞状が手渡された。
今年度、宮古からは、地域の防犯リーダーとして各種防犯活動に貢献している市消防本部池間詰所非常勤の松川浩さんが功労個人。警察や防犯協会、学校などと連携しながら地域安全活動や青少年の健全育成活動などを推進している宮古島地区防犯協会パーントゥ支部(山内義信代表)が功労団体。2011年10月に開催した全国地域安全運動出発式などの企画、出演者の選抜などを支援した音楽家の根間重憲さんが貢献個人。身近な犯罪発生状況などの広報を行うほか、警察や防犯協会の各種イベントに職員を司会として積極的に参加させているエフエムみやこ(仲里雅彦代表)が貢献団体として表彰を受けた。
伝達式では、宮古かぎすま安全なまちづくり推進協議会の会長を務める下地市長が、会議に出席できなかった防犯協会パーントゥ支部とエフエムみやこの代表者に賞状を手渡した。下地市長は「(犯罪を減らし安全な社会を目指す)ちゅらさん運動が宮古でも根付いている。市民も協力しての、安全で人に優しい島づくりはとても良いこと。今回の受賞を受け、運動がもっと市民に浸透していけばありがたい」と呼び掛けた。
推進協議会副会長の島袋令宮古島署長は「今後とも地域のけん引者として取り組んでもらいたい」、宮古島地区防犯協会の前川尚誼会長は「皆さんの力で安全が守られていると思う。今後とも協力をお願いしたい」と語った。