社会・全般
2012年2月18日(土)9:00
五穀豊穣を祈念/踊り奉納 宮古神社で大祭
伊野波宮司が退任
宮古神社の大祭「祈年祭」が17日午前10時から、同神社で行われた。舞踊家たちが、新年を寿ぎ踊りを奉納。大勢の市民が訪れ、五穀豊穣や島の繁栄を祈念した。
本殿には穀物や果物、酒などを供えた。琉球舞踊穂花会の会主・亀浜律子さんが「とうがにあやぐ」を神前で舞った。宮司の伊野波哲夫さんが、お祓いの儀式。参加者らが、玉串を奉納し手を合わせた。
伊野波宮司は、同日付で宮古神社の宮司を退任することを報告し、在任中13年間の支援協力に感謝した。
直会では、若い舞踊家たちが琉球舞踊を凛々しく舞い盛り上げた。日本舞踊一条流沖縄支部舞美会の一条舞美会主が、優美な日舞を奉納。最後は、参加者全員が指笛と「ヒヤサッサ」の掛け声も勇ましく、クイチャーを勇壮に舞い締めくくった。