社会・全般
2012年3月1日(木)9:00
亀浜律子さんが奨励賞/タイムス芸術選賞
琉球古典音楽部門の太鼓
優れた芸術活動を顕彰する2011年度沖縄タイムス芸術選賞の贈呈式がこのほど、那覇市内のホテルで開かれ、光史流太鼓保存会師範の亀浜律子さんが、琉球古典音楽部門の太鼓で奨励賞を受賞した。宮古からの太鼓の奨励賞は初めて。賞状と賞牌を手にした亀浜さんは「これからも太鼓の普及拡大に尽力したい」と後進の育成に決意を新たにした。
芸術選賞は芸能・文学・美術などの分野で優秀な個人・団体を顕彰するもので、今回は大賞12人1団体、功労賞6人、奨励賞23人。宮古在住者で太鼓奨励賞は亀浜さん1人。
亀浜さんは現在琉球舞踊穂花会と宮古歌舞団んまてぃだの会の会主で舞踊歴38年、太鼓歴35年。亀浜律子練舞場の代表。2003年、芸術選賞の舞踊で最高賞の大賞を受賞している。
亀浜さんは「舞台では太鼓は地方。踊り手に合わせて打つ。琉球古典舞踊や太鼓のさらなる精進に向け頑張りたい」と意欲を見せる。
今回の受賞者は5月に国立劇場おきなわで披露する。