早期申告をアピール/11年分確定申告
宮古3法人がe-Tax使い
宮古島商工会議所(下地義治会頭)、沖縄宮古法人会(真栄城宏会長)、宮古青色申告会(下地信輔会長)ら宮古地区3法人の代表は1日、同商工会議所内会議室で、2011年分所得税の確定申告を国税電子・納税システム「e-Tax」を使用して行い、電子申告の利便性と確定申告の早期申告をアピールした。同所得税、贈与税の申告納税期間は3月15日まで。
宮古島税務署職員の説明を受けながらパソコンを操作し、申告送信を終えた下地会頭は「昨年に続いて申告を行ったが、簡単にスムーズに操作することができた。商工会議所でも便利なe-Taxの活用を促していきたい」と述べた。
また、宮古法人会の真栄城会長は「とりわけ若い人たちにとっては、便利な方法だと感じている。法人会としても会員に積極活用を促している」と話した。
06年から同システムを利用しているという宮古青色申告会の下地会長は「パソコンを操作するだけで、混み合う税務署に行く必要がなく大変便利。今後ともe-Taxで早期申告を行い、利用を幅広く周知していきたい」と語った。
宮古島税務署の塚本浩二署長は「沖縄国税事務所管内でも宮古はe-Tax利用がトップクラスにある。3法人会の協力のお陰だと感謝している」と述べ、同システムの活用と早期の申告納税を呼び掛けていた。