「戸締まり用心、火の用心」/幼年・少年防火クラブ
3月1日から7日までの2012年春季全国火災予防運動週間にちなみ、市幼年・少年防火クラブによる防火パレードが5日、市場通りや下里通りで行われた。花園幼稚園、ひばり保育園、あけぼの保育園から約100人の園児が参加。拍子木を打ち鳴らしながら「戸締まり用心、火の用心」と呼び掛けた。
パレードを前に市役所平良庁舎正面玄関前で出発式が開かれ、下地敏彦市長、平良隆市議会議長、砂川享一消防長が園児らに火遊びしないよう注意するとともに、パレードでは「火の用心」を大きな声で呼び掛けるよう激励。園児らは「防火の誓い」として▽火遊びをしない▽父母、先生の教えを守る▽礼儀正しく素直な子どもになる-ことを宣言した。
パレードは消防車両と火災予防運動実施中であることをPRする横断幕を先頭に平良庁舎を出発。そろいの法被を着た園児たちは、市場通り、下里通りを練り歩きながら拍子木を打ち鳴らして地域住民や通行人らに「戸締まり用心、火の用心」を訴えた。
同クラブによる防火パレードは7日にも実施予定で、あさひっこ保育園、北保育所、ふたば保育園の園児が西里大通りなどで火災予防を呼び掛ける。