真栄城氏(元平良市長)の銅像を/池間大橋
池間自治会が市長に建立要請
池間自治会の奥原正美会長らが21日、下地敏彦市長と市議会の平良隆議長に「池間大橋架橋功労者真栄城徳松氏の銅像建立」を要請した。下地市長は「当時の真栄城市長らの地道な努力の結果、池間大橋は架かった。早期に銅像が建設できるよう努力したい」と前向きの考えを示した。
奥原会長は「2月14日に池間大橋開通20周年を迎え、20周年記念祝賀会を開催した。池間大橋架橋の構想を提案しその実現に取り組んだ当時の平良市長真栄城徳松氏の功績を顕彰し称えたい。大橋の恩恵を受けているのは宮古圏域住民。池間大橋を契機に来間大橋の実現、伊良部大橋の建設につながつた」と説明。
その上で「銅像建立について、自治会で検討を重ねた結果、超高齢化が進む池間島で単独実施するのは無理との結論に達した」と語った。元市議の砂辺達男さん、池間漁協の浜川洋美組合長、元池間自治会長の嵩原忠太郎さんは同席した。
平良議長は「市議会としても銅像建立に向け考えたい」と述べた。
銅像建立は、池間島側の池間大橋たもとに計画。池間自治会では、今後場所の設定や事業費などを検討していく。