点検評価の実施を要望/策定委が市長に答申
第5期介護保険事業計画
第5期市介護保険事業計画等策定委員会(委員長・仲宗根正宮古福祉保健所長)は29日、市役所平良庁舎で下地敏彦市長に対して「市高齢者福祉計画並びに第5期介護保険事業計画」について答申した。答申を受けた下地市長は「介護保険特別会計の健全化を目指し、この計画に沿った取り組みの展開を進めていきたい」と述べた。
答申で副委員長の長濱政治副市長は「認定介護者になる前の予防や生きがいを持った生き方で元気になること、福祉施設の充実などを網羅した内容になっている」と説明した。
高齢者福祉計画と介護保険事業計画は、老人福祉法と介護保険法に基づき、3年に一度、見直しを行い、新たな計画を策定している。
第5期介護保険事業計画の基本理念は第4期計画を継承し「心と体の幸せづくり~自立と支えあいで築く健康長寿のまち 宮古島」とし、基本目標は▽若年者からの健康づくり・介護予防の推進▽住み慣れた地域で支える包括的サービスの推進-など5項目。
今回の答申では、付帯事項として「事業計画の点検評価の実施およびその具体的方法の検討を要望する」との文言が示された。