島の魅力、演技で表現/夏菜さん市長表敬 ヒロインとしての意欲示す
NHK朝ドラ
宮古島と大阪を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説「純と愛」(今秋スタート)のヒロイン狩野純役に選ばれた女優の夏菜さん(22)が29日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、初めて訪れたという宮古島の印象やこれから始まる撮影に向けた意気込みなどを話した。宮古島の印象については「海がきれいで空が広い。今までいろいろな海を見てきたがどこの海よりもエメラルドグリーンの印象が強かった。私はエメラルドグリーンの色が大好きなのでその色がどこまでも広がっている印象を持った」と笑顔で話した。
下地市長は「ドラマが始まるのを今から楽しみにしている。来月のトライアスロン大会のスターターも引き受けてくれて感謝している。ぜひ大会当日は盛り上がっている宮古島の雰囲気も楽しんでほしい」と述べた。
NHK大阪放送局制作部の山本敏彦チーフ・プロデューサーによると5月20日に大阪でクランクインし、6月から本格的な撮影に入る。
宮古島ロケは6月中旬ごろを予定し、宮古でのロケはそのほかにも秋ごろと冬場(最終回)の計3回を予定。それぞれ10日間~2週間程度の撮影を予定している。
宮古島市民へのメッセージとして、夏菜さんは「純は宮古島に住んでいた設定なので、宮古島の明るさや元気なところ、美しいところを存分に出していきたい。ぜひ、ドラマを楽しみにしていてほしい」と呼び掛けた。
そのほか、トライアスロン大会のスターターとして正式に依頼文書を受け取った夏菜さんは「スターターとしてしっかり頑張りたい。大会当日は頑張るアスリートたちを応援したい」と話した。大会当日はエイドステーションなどでのボランティア体験なども予定している。