社会・全般
2012年4月5日(木)9:00
バイオトイレ施設が完成/池間島
駐車場も完備、近く供用開始
宮古島市(下地敏彦市長)が整備を進めていた池間島フナクス海岸のバイオトイレ施設と駐車場、城辺新城海岸の駐車場がこのほど、完成した。今後の供用開始で、海のレジャーで訪れる家族連れの利便性が向上する。池間島の海岸でバイオトレイが整備されたのは、今回が初めて。
環境共生型観光地形成支援事業で整備した。2カ所を合わせた総工費は約3000万円で、国が3分の2、県・市が6分の1ずつ負担。
フナクス海岸のバイオトイレ施設は、鉄筋コンクリート造り平屋(延べ面積10平方㍍)。バイオトイレは、水を使わないトイレ方式の一つ。排泄物は、特殊な処理方法で分解・堆肥化される。施設のすぐそばに雨水貯水タンクが設けられ、手洗いやトイレ掃除に利用される。屋根には太陽光発電が設置されている。駐車場は11台収容可能。
一方、新城海岸の駐車場は11台収容可能。夏季には海のレジャーを楽しむ観光客は多い。駐車スペースの拡大に伴い、車両で訪れる利用者は増えそうだ。