「心愛保育園」が改築開園/元なかよし保育園
待機児童対策で補助金活用
元なかよし保育園が装いを新たに法人認可を受け、名称も「心愛保育園」と改め5日、開園した。待機児童対策を目的にした補助金(3000万円)を活用して改装。定員60人に見合う基準スペースを確保・整備し開園となった。
認可法人保育園は、人件費など運営費の全額が国、県、市の補助金で賄われ、税金も免除されるという。
保育所入所待機児童特別対策事業補助金の活用による市内での認可保育園の開園は、2010年度にあさひ保育園、心愛保育園は11年度事業で開園した。
開園式で、砂川美恵子園長は、「子どもたちがきょうも楽しかった、またあしたも行こうという気持ちになれる保育園を基本理念に、30年間なかよし保育園を運営して来た」と、過去の歩みを紹介。30年の節目に心愛保育園として再スタートすることは「この上ない喜び」と式辞を述べた。
長濱政治副市長や「心愛保育園」を運営する社会福祉法人むすびの会の砂川幸吉理事長、砂川園長、園児代表らがテープにはさみを入れ節目を飾った。
長濱副市長は、施設が園児たちの人生の基礎を培う場として、機能を十分発揮するよう祈念した。
式の最後は、子どもたちの元気いっぱいの踊りで盛り上がった。