新入学1人を祝福/住民出席、島挙げて励ます
来間小
来間幼・小・中学校(乾麗子園長・校長)の2012年度入学式が9日、同校体育館で行われ幼稚園に2人、小学校に1人入学した。新幼稚園児は砂川世凪君と砂川秀美さん、新1年生が砂川野乃花さん。会場には地域住民も大勢訪れて、3人の門出を祝福した。3人は、みんなの前に立ち「幼稚園、小学校では頑張る」と元気いっぱいあいさつした。同日は福嶺、宮島、宮原の3小学校でも入学式が行われた。
新入園児・児童は、担任と手をつないで花道を通って入場。在校生らが手拍子をたたいて迎えた。
乾校長は「新1年生は、ぴかぴかのランドセルに、大きな夢を詰めて入学した。先生の話をよく聞いて、立派な1年生になってください」と励ましの言葉。在校生には、新入生が困った時の先輩としての手助けに期待した。
児童会長の國仲翔太君は「皆さんが来るのを待っていた。一緒に遊んで、楽しい思い出を作ろう」と歓迎した。
市教育委員会の佐平博昭教育委員は、3人に「おめでとう」と声を掛け祝福。保護者には子どもたちが毎日、張り切って学校に行く良い環境づくりを求めた。
大島康生PTA会長は「皆さんの大きな声のあいさつが、来間島を元気モリモリにする」とあいさつ励行を要望した。
保護者を代表して砂川葉子さんが「先生たちと力を合わせて応援し、子どもたちと一緒に成長していきたい」とあいさつした。
来間島の3月31日現在の人口は、174人と少ない。小学校への1人入学は、昨年に続き2年連続。中学校の入学生は、いなかった。