トライ完走願い花冠づくり
ストロングマンの証し/保育士たちが100個作成
全日本トライアスロン宮古島大会の完走者の頭上に載せる花冠の制作が、本番前の14日午後、市総合体育館で行われた。保育士たちが選手全員の完走を願い、スターチスの花をシダ植物で円形に編んだ。ゴールの市陸上競技場で上位100人に贈られる。
花冠づくりは第2回大会から行われており、ストロングマンの証し。以前は完走者全員に贈られていたが、材料となるシダ植物が年々少なくなり、近年では上位選手だけに贈られるようになった。
花冠づくりは、市内保育園9カ園で構成する宮古島市法人保育園連盟(会長・浅野弘子花園保育園長)の保育士23人が当たった。
初めて参加したという嶋田瑞恵さん(30)は「五つ作るのが目標。大会当日は前浜の水泳から応援したい。過酷なレース。選手たちには頑張ってほしい」とエールを送った。
饒平名愛さん(28)は「花の色のバランスや頭の大きさに合わせて、きれいな輪になるように作っています。選手みんなが完走できますように、当日は良い天気になってほしい」と笑顔だった。
花冠づくりに当たったのは▽ひばり保育園▽あけぼの保育園▽カンガルー保育園▽竹の子保育園▽花園保育園▽ひよどり保育園▽ふたば保育園▽みつば保育園▽聖ヤコブ保育園-の保育士たち。