社会・全般
2012年4月20日(金)9:00
サモアから研修生/下地市長を表敬訪問
市の水道漏水対策など学ぶ
JICA(国際協力機構)研修生でサモア国のサモア水道公社から来島したレヴァアイ・オフィリア・トレマナさん(39)とアラパサ・コーツさん(38)らが19日、市役所平良庁舎を訪ね、下地敏彦市長を表敬訪問した。2人は、生物浄化法や水道管漏水対策、水道料金徴収方法、地下水・水源保全対策、水道管配置図作成などを学び、サモア国の水道行政に活用する。
女性のトレマナさんは同公社地方給水事業課長で、トレマナさんの部下のコーツさんは同課東方地区班長。
下地市長は「宮古島の水道や地下水など学ぶことは多いと思う。しっかり学んでサモア国に活用してください」と激励した。
トレマナさんは「サモア国では川水や雨が降った時の表層水、地下水を利用している。宮古島の視察はすばらしい体験になると思う」と述べ、宮古島の研修に意欲を見せた。