ROK「民謡の花束」進行役に/Hiraraさん
宮古のリスナーから反響大
【那覇支社】ラジオ沖縄(ROK)が1960年の開局当初から放送している人気長寿番組「民謡の花束・遊びでぃきらさ土曜日」(毎週土曜午後1時半~4時放送)のパーソナリティーに、この4月から宮古島市出身の歌手、Hiraraさんが加わり、リスナーの話題となっている。Hiraraさんは「まだ知られていない宮古のことを全県に伝えることができれば」と同番組からの宮古情報の発信に意欲をみせていた。
同番組を担当する制作報道部の阿利貴子ディレクターによれば、Hiraraさんの起用で宮古のリスナーが増え、番組に対する反響も増したという。番組内の「ズミズミパナス」のコーナーで、宮古島の話題を取り上げることによって、宮古以外のリスナーからの問い合わせやリクエストも増えつつあると説明した。
Hiraraさんは「県民に愛されている伝統的な番組なので、多少のプレッシャーはあるが、生まれ育った島のことを伝えられることはとてもうれしい」と話した。
パーソナリティーはHiraraさんのほか、当銘由亮さん、松田一利さんら3人で務めている。リスナーの年齢層は小学生から高齢者にいたるまで幅広く、また、同番組には遠く徳之島からのメールによるリクエストもあるという。