サンエー6店舗に委嘱/こども110番の家
宮古島署管内310カ所に
宮古島警察署(宮城英眞署長)と宮古島地区防犯協会(前川尚誼会長)は21日、同署で宮古島のサンエーグループ6店舗に「こども110番の家」の委嘱状を交付した。委嘱を受けたのはサンエー宮古オリタ食品館(仲宗根均店長)、サンエーV21カママヒルズ食品館(金城宏夢店長)、同ショッピングタウン宮古食品館(南風原正次店長)、同衣料館(山田義茂店長)、ジョイフル宮古店(上原優店長)と和風亭宮古店(城下直樹店長)の6店舗。これで宮古島署管内の「こども110番の家」は310カ所になる。
宮城署長は「何かあったら子どもが駆け込める避難場所があることは心強い。これからも協力をよろしくお願いします」とあいさつした。
委嘱店舗を代表して宮古オリタ食品館の仲宗根店長は「グループ内で毎年従業員アンケートを実施している。その中で、地域の子どもたちの安全に一役かってほしいとの要望があり、それに応えた」と話し「(それぞれの店舗は)場所も知られている。役に立てるように頑張りたい」と述べた。
サンエーグループは県内店舗が「こども110番の家」の委嘱を受ける。
「こども110番の家」は1997年10月に「太陽の家」として子どもを犯罪から守るための駆け込み避難場所としてスタートした。2007年10月に「こども110番の家」と改称した。