水の大切さ啓発へ/6月1日から「水道週間」
期間中の取り組み発表
6月1日から「水道週間」が始まるのを前に、下地敏彦市長と上下水道部の譜久村基嗣部長らが28日、市長室で記者会見を開き、週間中に行う市の取り組みなどを発表した。今年も例年同様、水資源の大切さを訴えるチラシ配布や水道相談所の開設、施設開放、給水装置点検サービスなどを行う。
「さあ今日も 水と元気が 蛇口から」をスローガンに開催される第54回「水道週間」。市では週間行事として、1日にミス宮古(ミスティダ)の根間あやのさんを「1日水道管理者」に任命、1日管理者が訓示で職員を激励するほか、同日午前10時30分からは下地市長や1日管理者、市職員が、市内スーパー前で市民らに水資源の大切さなどをアピールするチラシをビニール袋やスポンジとともに約200セット配布する。
また1日と4~7日までの午前9時から午後5時には、市上下水道部事務所2階会議室で水道相談所を開設するほか、週間期間中は小中学生を対象に袖山浄水場、白川田水源地、伊良部浄水場の施設を開放し希望者の見学を受け入れる。ただし見学には袖山浄水場(電話72・2650)または伊良部浄水場(78・4961)へ事前申し込みが必要。
7日には市内北部地域(池間、狩俣、島尻、大浦、西辺)の各世帯で市職員と指定給水装置工事事業者が給水装置を点検し、漏水がないかなどを確認する。
そのほか、週間PRのため広報車による広報活動を行うほか、上下水道部事務所と袖山浄水場、伊良部営業所には週間を知らせる垂れ幕を掲げる。
会見で下地市長は「水道事業の使命は安定した管理体制を維持するとともに需要者の皆さんに安心で安全な水道水を提供すること」との考えを示したほか、週間中は水道相談所を設置することを挙げ、気軽に来場するよう呼び掛けた。譜久村部長は「週間では特に、水の大切さを市民に訴えたい」と語った。