ライトダウンに役立てて/慰霊の日向け
エコキャンドルを市長に贈呈
慰霊の日のライトダウンに向けてエコキャンドルを作製していた宮原、佐良浜、福嶺、西辺の各小学校の代表児童8人らが14日、市役所平良庁舎で「ライトダウンに使ってください」と下地敏彦市長にエコキャンドル428個を贈呈した。贈呈されたエコキャンドルはライトダウン参加を申し込んだ飲食店などの店舗に配布される。
エコキャンドルは4小学校の児童が放課後子ども教室で作った。贈呈した児童を代表して福嶺小学校の中田右納さん(6年)と根間愛斗君(同)は「キャンドル作りを通して、慰霊の日や世界の平和について考えた。命の尊さを考えながら心を込めて作った」と下地市長に贈呈した。
下地市長は「戦争のない平和な世界にしようと、みんなが思いを込めて作ったキャンドルをありがとう」と礼を述べた。
宮古島市は6月23日の慰霊の日にライトダウンをし、戦没者に哀悼の意を表するとともに、エコキャンドルをともすことで自然とエコのことについて考える機会としている。今年で4回目。
14日現在、市内約30カ所の飲食店やスーパーなどの店舗がライトダウンに参加する。参加申し込みの締め切りは18日。市福祉保健部生活福祉課は、多くの参加を呼び掛けている。参加申し込みは同課地域福祉係の砂川英之さんまで。