宮古の活性化に一役/下地勇さん
オリオンドラフトビールのCM撮影が1日、宮古島で始まった。出演する地元出身シンガーソングライターの下地勇さんが市内マンゴー園を訪ね、古里で飲む格別のビールと宮古島産マンゴーのPRに努めた。撮影は3日まで行われる。放送開始は今月下旬を予定。
このCMは地域の活性化をテーマに掲げる「笑顔で応援シリーズ」。下地さんが出演し、地域の特産品を取り上げながらドラフトビールをPRするCMは県民の間でおなじみだ。
宮古島での撮影は、ドラフトビール40周年と下地さんのCDデビュー10周年を記念したもの。初日はマンゴー園、2日目は狩俣で追い込み漁、3日目は城辺の東平安名崎近くでオープニングカットを撮影する。
撮影初日、下地さんは下地川満のマンゴー園「倫果樹園」を訪ね、マンゴーの収穫を体験しながら生産農家と交流を深めた。
作業を終えた後はビールで乾杯。下地さんと生産農家は冷たいビールとおいしい料理を味わい、撮影班は収穫の喜びとビールのうまさを表現する出演者の笑顔をカメラに収めた。
下地さんは「古里でCMが撮影できることを心の底からうれしく思う。このCMを通してマンゴーと宮古島がますます発展することを祈っている」と話した。
倫果樹園の我如古常雄代表は「下地勇さんは宮古島を代表する人。宮古島のマンゴーを県内外にアピールしてほしい」と話し、CM効果に期待を込めた。