11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
社会・全般
2012年7月18日(水)9:00

大型トラック1台3500円/伊良部キビかん水

宮古島と同額でスタート



かん水費用などを決めたかんばつ対策会議=17日、宮古製糖伊良部工場

かん水費用などを決めたかんばつ対策会議=17日、宮古製糖伊良部工場

 伊良部地区の干ばつ対策会議が17日、宮古製糖伊良部工場であった。容量10㌧の水タンクを積む大型トラック1台のかん水費用は、宮古島と同額の3500円(市補助2000円、農家負担1500円)に設定。かん水は、会議後の同日午後から開始した。




 伊良部地区の会議は、1500円の農家負担は大きいとの指摘や、給水カ所の変更などに伴い、独自要綱を作成する必要があったため開催した。


 12日の市の対策会議で決めた1500円の農家負担は2008年度以来で、09~10年度の1000円と比べ、500円増額した。


 市農林水産部伊良部農林水産室の村田正憲室長は、08年干ばつ時に1㍑当たり185円程度だった軽油価格が、今回は147円と安くなったことを示し、農家負担増は妥当ではないとの考えを暗に示した。


 宮古製糖伊良部工場の渡久山和男工場長は伊良部独自の対策は否定されるべきではないとしながらも、昨年統一歩調を取らなかったことに外部から批判があったことを明かし、昨年同様の取り組み(1台3000円)は厳しいとの見方を示した。


 議論を経て、宮古地区トラック事業協同組合の下地利一伊良部支部長が「市の対策会議で決定した3500円を踏襲したい」と述べ、これを了承する形になった。


 給水施設は、当面前里添洲神のため池1カ所を利用し、干ばつの状況次第で増やしていくことを確認した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!