社会・全般
2012年7月19日(木)9:00
「美い舎」が開所/ふれあいの里
障害者の就労を支援
社会福祉法人ムサアザ福祉会(池村幸理事長)が運営する「ふれあいの里」に、障害者の就労支援事業所「美(か)い舎」が開所した。定員10人に、利用者は知的障害者6人、発達障害者1人の計7人。開所式には、利用者の家族や行政、福祉事業所の関係者らが出席し、障害者福祉の向上を祈念した。
美い舎の事業は、「就労継続支援B型」に分類され、職業技能や日常、社会生活に必要な能力を身に付ける訓練を行う。
美い舎では、野菜の苗や草花を栽培し、培養土も作り販売。利用者には、工賃を支給する。
開所式で池村理事長(代読)は「利用者と働くことを一緒に考え、本人の夢を実現できる事業所として、機能することを目指す」と式辞を述べた。
國仲清正市福祉保健部長(代読)と、ふれあいの里親の会の黒島良雄会長が、来賓祝辞。宮古地区手をつなぐ育成会の山里秀夫会長が、乾杯の音頭を取った。