青少年の非行防止へ一丸/25団体120人が夜間街頭指導
青少年の深夜はいかい防止、未成年者飲酒防止のボランティア夜間街頭指導が20日夜、全島一斉に行われた。防犯協会や少年補導員協議会、PTAなど25団体約120人が参加。市内中心地や公園、ビーチなどを巡回し、青少年の非行や問題行動の未然防止に努めた。13日に行われた県民一斉行動市民大会の一環。
午後9時から平良庁舎で出発式があり、平良哲則市生涯学習部長は「夏休みに入り、青少年の深夜はいかいが発生しやすい環境になる。未然防止に向けた機運を宮古全体に広げていこう」と協力を呼び掛けた。
宮古島地区防犯協会の前川尚誼会長は「島の未来を担う子どもたちを守るため、自分がやらなければ誰がやるという気持ちで取り組んでほしい」と訴え。全員で「ガンバロウ三唱」を行い気持ちを一つにした。
この後、参加者たちは四つのグループに分かれて西里、市場、下里の3通りや盛加越公園、カママ嶺公園、パイナガマビーチなどを巡回した。
この日は、宮古島夏まつりの初日で、未成年者同士で歩いている人たちには「午後9時を過ぎているので早めに自宅に帰るように」と声を掛け帰宅を促した。