自家用は4万2440台/保有台数12年3月末
軽自動車全体の64%/一世帯当たり1.7台
宮古地区における2012年3月末現在の自動車保有台数は4万3136台で、前年同期と比べ533台(1・3%)増えたことが沖縄総合事務局陸運事務所のまとめで分かった。軽自動車が、全体の64%を占めた。自家用が4万2440台、事業用が696台。自家用の1台当たり人口は、1・3人。1世帯当たり1・7台保有している計算になる。
近年は安価で低燃費、低車両税の軽自動車の人気が高く、軽乗用車の台数は1万5971台と、乗用全体(2万5528台)の約6割を占めた。前年と比べ675台(4・4%)増えた。14年前の規格変更で快適性が増したことも、普及の追い風になったという。
軽貨物も1万1447台と、貨物全体(1万5295台)の75%。農業の盛んな宮古では、草刈りや農機の運搬、水くみなどに駆使されている。普通乗用車は前年比50台減の2405台、乗用小型車が同比160台減の7152台となった。
用途別の台数は貨物が1万5295台、乗合110台、乗用2万5528台、特種用途1096台、二輪車が1107台で、合計4万3136台となった。
宮古でも復帰以降モータリゼーションが進展し、1972年に8178台だった自動車は40年間で5・3倍に増えた。