28便欠航600人に影響/台風9号
離島航路も全便欠航
宮古島地方は1日、台風9号の影響で強い風が吹き、空と海のダイヤが乱れた。スカイマーク(SKY)の那覇-宮古線は全10便欠航し約250人の足に影響した。全日本空輸(ANA)は那覇-宮古線の6便が欠航し、約200人に影響。琉球エアーコミューター(RAC)の宮古-那覇の2便、宮古-多良間4便と、宮古-石垣の6便も欠航し約150人に影響した。平良-佐良浜間の高速船も全46便(23往復)欠航した。島尻-大神は10便(5往復)欠航。離島航路のフェリーは平良-佐良浜が26便(13往復)、多良間航路のフェリーも1往復欠航した。
日本トランスオーシャン航空(JTA)の那覇-宮古線は、平常運航した。
宮古空港では午前中、早い出発便への切符の切り替えをする観光客が多く見られた。
東京から妻と旅行に来た38歳の男性は、台風の影響を避けるため、午後7時30分宮古発の予定を、午後0時20分に切り上げた。「少し予定外れだったが、2日間海を楽しめた」と笑顔だった。
長野県在住の百瀬直子さんと濱明代さんの友達2人は、帰りを2日午前8時55分に早めた。31日は海水浴を強行。百瀬さんは「海でもっと遊びたかったのに残念。また、来年来ます」と話した。
那覇-宮古間のきょう2日の運航について、JTAとANAは台風の動きを見て判断する。SKYは、午前中の4便が欠航。RACは午前から午後3時までの間に、那覇-宮古の1便、宮古-多良間2便、宮古-石垣で4便欠航する。
平良-佐良浜間の高速船の運航は、台風の状況を見て判断する。