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社会・全般
2012年9月4日(火)9:00

那覇市消防本部と覚書締結/琉球銀行・県警

地域安全サポートブランチ開設


覚書を締結した(右から)県警の前泊部長、金城頭取、那覇市消防本部の仲里消防長=3日、琉球銀行本店

覚書を締結した(右から)県警の前泊部長、金城頭取、那覇市消防本部の仲里消防長=3日、琉球銀行本店

 【那覇支社】琉球銀行(金城棟啓頭取)は地域社会貢献活動の一環として、県警、那覇市消防本部と協力連携し「地域安全サポートブランチ」を開設することを決め3日、同覚書締結式を行った。警察と銀行との締結は県内では初めて。


 地域安全サポートブランチでは犯罪や災害のない安全・安心な地域社会づくりのため、琉銀の66支店や出張所を「防犯」「防災」の地域拠点として活用し、警察や消防の支援を行うというもの。具体的には防犯・防災に関する広報活動や顧客に対する防犯指導、「子ども110番の家」「ちゅらさん運動」の支援などを行う。また、消防業務の支援策としては消防設備に関する融資相談や防災用器具の設備、救出、救護用品の常設、非常食の備蓄などを行う。

 締結式で金城頭取は「すべての支店、出張所を新拠点として警察、消防と協働しながら安全・安心な地域づくりの促進に強い使命感を持っている」とあいさつした。

 県警本部生活安全部の前泊良昌部長は「お年寄りが安心して暮らせる社会や子供たちの健全育成のため、琉銀が実践力を発揮されることに期待している」と述べた。また、那覇市消防本部の仲里仁公消防長は「今後とも市民、企業団体、行政が一体となって災害に強いまちづくりに取り組もう」と呼び掛けた。


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